Description of item
白泥で加工を施した大島紬(正絹)です。
伝統工芸品に指定された大島紬は、誰もが憧れる最高峰の着物。白泥加工を得意とする「むらなか」(鹿児島)が創作したやわらかな総柄は、白大島の優雅さと気品が漂う逸品です。
<デザイン>
こはく色の雪輪が軽やかに舞い降りてくる絵をイメージしたデザイン。品のある茶系と白の濃淡で表現した雪輪柄を縦の流れで配しました。柔らかな色調を刷り込み技法と織りで映し出した上品な一枚です。
<素材>
正絹の細い生糸を使用し、高密度に織り上げました。糸の精製から染付け(色の摺り込み)まで全て分業で行われ、織り上げるまでに沢山の工程を経ます。手間のかかった糸自体がとても丈夫な素材ですので、母から子へ、孫へと永く受け継がれる着物になります。すっきりとした着心地で、大島紬独特の衣ずれの音をお楽しみください。
<技法>
生地の黄変を防ぎ、艶と滑らかな風合いが生まれる理由から、仕上げに白薩摩焼の原料である白泥を使用しています。中でも最も粒子の細かい極上の白泥で、絣糸・地糸を仕上げています。多色の刷り込み技法を得意とする織元です。
白泥加工とは、いわゆる白大島と呼ばれる大島紬の特徴であり、糸を泥で白に染めるのではなく、糸のしなやかさを引き出すために行われる下染めの工程です。糸精製、染め、織すべてに手間暇のかかった大島紬は、カジュアルな着物ですが、最高峰の技術が詰まった逸品と言えます。裏地のない単衣仕立てです。裏地のついた袷仕立てや居敷当ての追加をご希望される場合はご相談ください。